年末調整の時期になると探し出す、控除証明書ですが、保険に入った時期によっては控除証明書がだいぶ前に送られてきて、探しても見つからないといったこともあるかと思います。そんな時に、これまでは保険会社に連絡することで、再発行をしてもらうということが一般的でした。

自分も見事に地震保険の控除証明書を紛失しました。。。
令和2年分の確定申告からは、マイナポータルで次の控除証明書を取得することができます。
- 生命保険料控除証明書
- 住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書
- 住宅借入金等特別控除証明書
- 特定口座年間取引報告書
また、最近以下の控除証明書も追加されました!!
・地震保険料
・寄附金控除
この記事がおすすめの方!
・控除証明書を再発行しようとしている方
・マイナンバーカードをすでに持っている方、これから持とうとしている方
ぜひ最後までご覧いただけると嬉しいです!
マイナポータルで控除証明書を取得
令和2年10月より、「マイナポータル」から、さまざまな電子的控除証明書等を一括で取得することができるようになりました。なお、これらを使うために「マイナポータル連携」が始まりました。
なお、マイナポータル連携を利用するためには、設定が必要となります!

国税庁「控除証明書等の電子的交付について」より抜粋
マイナポータル連携とは?
契約している保険会社等とマイナポータルとを連携させるための仕組みがマイナポータル連携です。
簡単に流れをお伝えする以下の流れになります。
マイナポータルでの「e-tax」との「もっとつながる」設定をする
マイナポータルでの「民間送達サービス」との「もっとつながる」設定をする
民間保険会社との民間送達サービスの登録
マイナポータルで取得するメリットは?
取得したデータについては、年末調整申告書に自動入力し、控除額を自動計算するため、効率的に年末調整申告書を作成することが可能となります!
ただ、これらのメリットを得るためには書面にて控除証明書を提出するという状況が必要な場合には、享受することができません。
控除証明書を書面で提出しなければならない時は?
QRコード付証明書等作成システムを使用
勤務先が年末調整で電子的控除証明書等の受付ができない場合などは、「QRコード付証明書等作成システム」を利用して、電子的控除証明書等を書面で出力し、提出することが可能です。
なんと、以下の証明書はこのシステムで出力することができてしまいます!
地震保険料控除証明書
寄附金の受領書
寄附金控除に関する証明書(特定事業者発行用)
住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書
年末調整のための(特定増改築等)住宅借入金等特別控除証明書
QRコード付証明書等作成システム については下記の記事もぜひご覧ください。
マイナンバーカードの最大2万円分のポイント付与
ニュースでも話題になっていますが、マイナンバーカードを作り、マイナポータルを活用するには今が本当にチャンスの時です。
マイナポータルの機能の充実してきましたので、国の予算が使われている以上、これからもどんどんお得に便利になっていくはずのシステムですので、使わない手はありません。
最後までお読みいただきありがとうございました!
確定申告でマネーフォワードを検討されている方はこちらもご覧ください。
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