【米国高配当ETF】25%以上暴落したコロナショックを比較

【米国高配当ETF】25%以上暴落したコロナショックを比較 お金全般

高配当米国株ETFといえば、「SPYD」「HDV」「VYM」PFFなどがあります。

コロナのように25%以上も下落した状況に、今後もなることも考えられるので、今回はこの高配当ETFがコロナショックをどう乗り越えたのかという観点で比較してみたいと思います。

それぞれの特徴を知るか知らないかでは大きな差ですよね。

特徴を抑えて保有することで、どんな局面になっても安心して持っていることができます。

表にしてまとめてみましたので、ぜひ最後までお読みください。

この記事がおすすめの方

・高配当ETFに興味がある方
・どのETFにしたらいいか迷っている方
・コロナショックでどうなったか気になる方

分配利回り2.5%以上の米国高配当ETFをPickUP

高配当ETFとは、配当利回りの高い株式で構成された株価指数等への連動を目指した運用を行なう上場投資信託のことをいいます。今回その中でも有名な4つの銘柄を取り上げて比較をします。

【SPYD】SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF

SPYDチャート

分配利回り:4.91%

【HDV】 iシェアーズ コア 米国高配当株 ETF

HDVチャート

分配利回り:3.42%

【VYM】バンガード 米国高配当株式ETF

VYMチャート

分配利回り:2.69%

【PFF】iシェアーズ優先株式&インカム証券ETF

PFFチャート

分配利回り: 4.44%

コロナショック後のチャートを比較

今後、どの高配当株を手に入れようかという指標の中のひとつに、暴落前の状態に戻るのに要した期間を比較してもいいですね。戻るのが早ければ、その分マイナスの期間が短いということになります。

暴落前の状態に戻るのに要した期間を比較

銘柄暴落前底値戻った日
SPYD2020/02/13 39.522020/03/19 24.032021/03/07頃
HDV2020/02/13 95.982020/03/19 65.462021/04/11頃
VYM2020/02/13 94.262020/03/19 63.642021/01/06頃
PFF 2020/02/13 38.26 2020/03/19 27.75 2020/12/17頃

上記のように暴落が始まったタイミングや底値を記録したタイミングはほぼ同じでしたが、暴落前の状態に戻るまでに要した期間は様々でした。

特にSPYDとHDVは戻るまでに1年近くの時間を要したということがわかります。

暴落時の下落幅を比較

銘柄暴落前から下落率暴落からの現在の上げ幅
SPYD-39.2%67.5%
HDV-31.8%48.1%
VYM-32.5%70.0%
PFF-27.4%34.6%

暴落時の下落率が多ければ多いほど、上げ幅も大きくなりますね。

上げ幅が少ないPFFについては、そこまでの高値がつかないと言われそうですが、様々な特徴がそれぞれの銘柄によってありますね。

2021年12月(オミクロンショック?)の暴落時の値動きについて

オミクロン株のアメリカでの発見を契機に、米国株の下落が続いています。

この下落の中でほぼ下げていないのが今回取り上げた中でストPFFになります。今回の下落では特にバリュー株が下げていますが、それと対極に位置するのがPFFの構成銘柄になります。高配当株も様々分散することで様々なショックでのクッション材にすることができそうです。

最後までお読みくださりありがとうございました!

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